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12/1 地獄の耐寒訓練

文責:まる
活動日 12月1日(土)
メンバー ナショナル(3)、ヒロポン(2)、ババ(1)、しまぶー(1)、石川(1)、まる(1)、豊田(1)

活動内容 遭難対策システム、耐寒訓練


活動中のメンバーが遭難した時、札幌にいる他の部員達には迅速な対応が求められます。その対応の練習が遭難対策システム訓練です。自由度の高い探検部で必須参加となっている訓練の一つです。対応の遅れが生死に関わる可能性があることを肝に銘じ、皆真剣に取り組みます。
頭を使うのでとても疲れる
午後は耐寒訓練です。
日帰りなどの山行で何らかの理由で緊急避難的に野宿をすることをビバークと言います。探検部では例年秋(北海道では10月)頃にビバークの練習を耐寒訓練という名目で行います。しかし今年は雪の降る12月に行いました。耐寒訓練のルールは日の入りから日の出まで、日帰り山行の装備でビバークを行うこと。すなわちテントや寝袋の使用はルール違反となります。この訓練も履修必須なので嫌々ながらも行いました。
ツェルト(簡易のテント)は必須アイテム

皆ツェルトに入って身体を寄せ合っていましたが、ベアグリルズに憧れている僕は一人外で寝ることに挑戦しました。

オリジナルのベッド(もれなく松の香り付き)
冬眠前のくまさんに怯える

持ってたミカンが凍るほどの寒さの中、一時間半ほど寝ては起き感覚を失いつつある足を温めるを繰り返します。ついに耐えかねて、たき火を起こそうと何度も挑戦しましたが火が付くのは白樺の樹皮だけ。
歩いたり歌ったりすることで何とか体を温めました。
日の出を今か今かと待ち望むことおよそ12時間、暗い山中にお迎えの車のライトが光りました。僕には神の光に思えました。
長い夜が明けた
 
車に乗るなり皆爆睡。体が温まっていくのがよく分かりました。
またやりたいかと聞かれたら素直に頷けないですが、持ってたミカンが凍るほどの寒さの中、ツェルトを使わず4時間ほど寝れたという成果が得られた良い活動でした。
来年はもっと早い時期にやろ。
 
 

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